僕が考えている、これからの話
地域おこし協力隊が終わり、僕自身は地域プロジェクトマネージャーという肩書きでいろいろな地域活動をしているけど、思うと移住してもうすぐ4年になります。振り返ってみるととても早かったなぁという感じがしていて、ここまででどんなことが実行できたかを振り返っていました。
- 地域おこし協力隊としての活動
- 宿泊・食事・喫茶 奥松阪という拠点の立ち上げ
- Stay奥松阪の立ち上げ
- 松阪市香肌地域づくり協同組合の立ち上げ
- SFA(営業支援システム)を活用した協同組合のDX化
- ビール工場の立ち上げ用の工場の購入
この4年間で結構色々なことが出来た気はしていて、概ね目標には到達できた感じでした。コロナ禍という中で僕自身色々と変わっていかないといけないなと思っていたタイミングに移住してライフスタイルを変えられたのはとてもラッキーだったなぁと感じています。
家庭でも移住ブームのようなものが落ち着き、ここからが本番
コロナ禍の影響もあって、なんとなく移住ブームがあった気がしますが、これは2011年の東日本大震災の時にも同じようなことがあって、周りでも地方に移住したいという人が多かった。でも結局ブームのような感じで、僕たち自身も元の生活に戻っていき結局変わらず仕事を続けていたし、それなりになんとかなっていた気がします。何かが起きると何故か「地方に移住」というキーワードが出てくるけど、結局都会のリスクが何なのか?はよく分からず、また落ち着く。
その暮らしの中で最近は二拠点とか多拠点とか、そんな考え方も出てきて、企業でいうBCP(事業継続計画)を家庭でも考えたりし始めたのかなと感じます。何か起きた時に自分自身を助けてくれる拠点やコミュニティを持つということは、確かに大切な気がしています。
日本は激動の20年だったと思うけど、ここから色々と棚卸しを行い自分にとって本当に何が大切なのかを考える時期に来たのだと思います。
僕たちはグラフィックデザイン事務所から、まちづくりの会社に変わる
元々デザイン事務所としてスタートしたこともあって、どうしてもそのイメージから自分自身が抜けられていなかったのですが、結局僕たちは事業としていろいろなことを行なっていて、すでにグラフィックデザインの会社ではないなぁと思い始めました。
まちづくりってどんな仕事なのかは説明するのが難しいけど、これからは自分の住んでいる地域をより良くしていくための活動を主に行います。いま地域でビール工場を立ち上げる準備をしていて、そのタイミングで会社名も変えたり、増資をしたりと色々なことを考えています。
デザインで地域の魅力を伝えるお手伝いしたり、食堂をやることで食べて地域を支えたり、泊まって地域を楽しんでもらえる仕組みを作ったり、一次産業と繋がってビールを作ってみんなで楽しんだり、いろいろなことをやっていこうと思っています。
プライベートで文章を書くことから少し離れていた気がするので、アウトプットのためにもまたこのサイトで記事を公開していきたいと思います。よかったら見てくださいね。
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