「社会科学入門」研究発表会に参加して
昨日飯南高校で開催された「社会科学入門」研究発表会に参加させてもらい、高校2年生の発表を見学する機会をいただけました。研究発表会は生徒が自分自身が社会について興味を持った内容を課題にして扱い、スライド作成も発表も自分で行うという非常に大変な活動。これを高校の生徒たちが取り組んでいるという事実に驚きました。
暗記型から実践型に移行しているカリキュラム
ここ最近学校を訪問する事が増えて、自分自身が学生時代だった頃とは内容も様変わりし始めていること感じていて、「先生は学校を卒業をしてからすぐに先生になるから社会のことを知らない」と言われていたのはそろそろ過去の話になるんだろうと感じています。先生たちは積極的に学校の外に飛び出して新しい可能性を模索したり、スキルを吸収していたり、学校での仕事だけでも大変なはずなのに、前向きに取り組んでいる姿をみると、とても刺激になり自分ももっと変わらないといけないと感じています。
特にこの1年は学校もオンラインを活用した授業などがあたりまえに。答えがないことに取り組むことは子供も大人も同じだなぁと思いつつ、まずは僕たち大人自身が変わっていく必要があるんだと感じています。
価値ある長期的な活動を行うことの大切さ
僕が地域おこし協力隊として活動する場合、3年後以降も地域に関われるような仕組みづくりを考えていて、例えば今は仕事として地域に関わっているけど、協力隊としてのフィーが発生しなくなった途端に「これからは対応出来ません」とか言うことは、なんだか寂しい。これからもずっと「地域のためになることをやりながら、自分の仕事をする」のがベストだと考えているので、ちゃんと地域活動と自分のプロジェクトを両立させて、精神的にも経済的にも両立させたい。今は正直それが出来ているとは思えないので、もう少し仕事のやり方を考えて行かないといけないなと思っています。
自分の仕事は目の前のことが多い反面、地域の仕事は長期的に価値のある活動だと思うので、その両輪は意識して日々生活していきたいと考えています。
これから社会に出る生徒たちのフォローをすることがきっとこれからの未来に繋がっている。
僕たちがもっと彼らの人生について考えて協力していくことが、いつしか僕自身のためにもなるだろうと思うし、色々な場面で協力できることがあれば、どんどん積極的に参加させてもらえると嬉しいなと感じています。
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