過去から学ぶこと
突然ですが、僕は毎週水曜日に英会話のレッスンを受けています。
全くのゼロベースから3年くらい経つと、少しは英語慣れしてきてコミュニケーションが楽しくなる。
大変だと思っていても、続けていると道は開けてくるもので、最近は続けるということの大切さを見に染みて感じています。
現代はスクラップしてビルドするスピードがとても速い。
ちょっと気をぬくと置いていかれそうな気分になることもある。
最近よく考えているのは、スクラップせずにキープすることで経年変化をもたらし、それが味になっていくこと。続けていくことで勝手に出てくる味。僕たちもそんな味が出てくるものを何か一つでも作り上げたいなぁと思っています。
昨日は東京へお墓参りに出かけていました。お墓参りの前に写真に写っている「鎌田鳥山」さんに立ち寄りました。
英会話の北家先生から聞いていた、一度行ってみてかった場所。
雰囲気はとても素晴らしく、山の上にあるので気温も少しだけ低い。昨日は風も抜けたので気持ちよく食事を楽しむことができました。
今回、東京では色々と続いているお店の続いている理由を知りたいと思って、色々なお店に出かけていました。
老舗の鎌田鳥山、駒沢にあるバワリーキッチン、あとは真逆の東京ミッドタウン日比谷へ。
約20年前の日本は全国的にカフェブーム。
中でもバワリーキッチンはブームの先駆けで注目されるお店でした。
名古屋でもその時期にできたお店がたくさんありましたが、もうほとんどのお店は残っていません。
地域性とかオーナーの事情とか、もちろん色々あっての今だと思うけど、バワリーキッチンは当時憧れを抱いていた想像していた雰囲気がそのまま残っていて感動しました。なんだか当時できたカフェには、生きていくために強くないとダメと思わされる生命力の強さみたいなものを感じたけど、どんどんそういう店が閉店していくのを見ていて、やっぱり流行には逆らえないのかなと思っていました。
僕は一生懸命、精一杯生きている人たちが好きです。
多分自分も毎日いっぱいいっぱいだから、同じ人種に惹かれるんだと思います。
今の時代はなんとなくスマートに生きることの方がよく見えるけど、人生かけて何か一つのことに取り組んでいる人たちを見ると、やっぱり僕も不器用でもいいから、ブームとか気にせず、ぶつかりながら生きていたいと思ったりします。
バワリーキッチンが続いているのを見て勇気付けられる僕のような人がきっといる。
だから僕たちも何か一つそんな場所を作れたらと思っています。
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