何年経てばプロになれるのか

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タイトルは最近よく考えていること。「いったい何年経てばプロになれるのか?」
 
僕たちはデザインを生業に、写真も動画も、料理も村づくりも、食品加工も仕事としてやっています。
前みたいになんでもやりすぎと言われることは無くなったけど、ひょっとしたら直接声が届かなくなっただけなのかもしれません。
 
写真は10年前のものです。デザインも、料理も、写真も10年以上前からやっています。正直10年前は色んなことをやるのが「悪」みたいな感じで言われていました。色々言われていたことも「羨ましいからだ」と思いながらも、やっぱり否定されることにいちいち怒っていました。
でも時代は変わるというか、マルチな才能を発揮している人が最近とても増えた気がします。これは世の中的に悪いことなのだろうか。多分そんなことはないと思います。
 
世の中というか、日本は際立ってそうかも知れませんが何かと減点主義に見えるところがあります。「〇〇はできるけど〇〇はできないよね〜」、「色々手をつけて中途半端だよね〜」とかそういう発想が割と普通に行われている。でもずっと前から思っていることですが、実は世の中は加点主義の世界だと思っています。いろんなことができれば、人を助けてあげられるし、それについて悪いことって何もない。
 
お金を払ってもいいと思ってくれる人ができたらそれはプロだし、僕らはその立場になれば甘えは許されないと思って包丁を振り、シャッターを切り、キーボードを叩いてきました。
 
正直、まだ下手だからお金は要りませんというなら、その世界に足を踏み込むのはやめたほうがいい。下手でも責任を取って矢面に立つのがプロなんじゃないかと思う。
もし支持されなければ、仕事が来ないだけ。僕たちの業界はとてもシンプルな構造だと思います。
 
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村づくりをしていると、一人でたくさんのことができるのはすごいメリットです。なぜならリソースも限られながら平均点以上のアウトプットを出さないと、僕らは競争に負けてしまいます。
本当は村づくりだけでなくて普段の仕事でも同じことです。やるべきじゃないとか言っている暇はない。
 
今年は今一度、僕のチーム一人ひとりの生産性が、他のチームと比べて高い水準を保っているのかを、きちんと考えながら仕事に取り組んでいきたいと思います。

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