デザイン事務所が提案するEOSでの動画撮影

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最近は三重県の古民家改修の記事ばかり書いていたので、少し本業の話も書こうと思います。
 
前から動画はやっていましたが、先日Atomos ninja2を導入して動画の撮影も正式にスタートしました。Apple ProResで記録出来るので、Final cutなどで編集する時にレンダリングする必要がなく、画像の劣化も無いので安心です。
 
今はほとんどyoutubeやwebサイトへの埋め込みがメインなので、Final cut pro Xなどでも十分編集出来るかなという判断でこの機材ですが、4KやCMクオリティが別で必要な場合は一緒に仕事をしてくれるパートナーさんに相談して一緒に制作してもらうワークフローを取りたいなと思っています。
 
さて、なんでこんな色々な事をするのか。自分自身でも最近分かってなかったのですが、色々考えていたら学生時代がすごく影響しているのかなとちょっと思いました。
僕は中学生の頃はブラスバンドでチューバを吹いていました。ブラスバンドは隣の楽器の音や指揮者を見ながら全体の調和をとって、曲として一つにまとめることが大切になってきます。その方法論は僕らがウェブサイトを構築する時のプロジェクト管理や、ディレクションの仕事にとても役立っています。
 
高校生の時は演劇部で音響を担当していました。台本を組み立てて、そこに音や照明という効果を加えて、キャストが活きる演出を考えたりすることも今の仕事に通じるものがあります。演劇部をやりながら先生に頼まれてブラスバンドでチューバも吹き、他にも先生に頼まれてコンピューター部でプログラミング協議会に出場するために勉強をしていました。余談ですが、他にもバイトを2つやっていました。おかげで寝る時間が取れず、授業中は睡眠タイムでした。
 
動画の台本や演出を考える事は舞台制作と通じていて、それをwebや他のものに絡めてアウトプットを出して行く。時代が変わり機材も変わり、テクノロジーが作業時間を減らし、一人で出来る事を増やしてくれました。ひょっとしたら一見、何でもかんでもに見えるかも知れないのですが、僕自身では学生時代から今までの社会経験の積み上げで今の仕事をしています。
 
今考えると、カメラも好きで当時ヒロミックスさんが人気になった時にヒロミックスさんが使っていた「Konicaビッグミニ」でスナップを撮ったり、たくさん好きな事を色々やっていました。やっぱり限界を決めつけずに楽しいと思った事をやった方がいいと思います。それは全部経験として活かされてきます。誰の目も気にせず一生懸命やったことって無駄にならないと思います。年齢なんて関係なくていつからでもいいと思っています。
 
本当はマネタイズ出来るのが一番理想ですが、それをメインで考えたら面白くなくてただの作業になってしまう。そうするとクオリティに影響する。だからあまりそんなことを気にせずやりたい事で色々なお客さんに貢献出来るといいなぁと思っています。
 
それにしても、機材の値段も高いとはいえ、昔と比べたら比較出来ないくらい安く手に入るようになりました。そんないい時代の波に乗って、継続していい作品作りが出来るといいなぁと思います。

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