最近思うこと
お金でも何でもいいのですが、最近共通するなぁと思う事がある。
それは「増やそうと思うと減らさないといけないし、つかまえようと思うと逃げる。」、「よくよく考えて見ると世の中には計算式が当てはまらない方が多い。」ということ。例えば意図しないとしても、お金を増やそうと思うと使わないと増えないという公式を作ろうと思うと、「10-3=15」とかになる。ことわざの「損して得とれ」とか、「情けは人の為ならず」という事も同じ意味だと思いますが、これは決して変な意味ではなくて、多分そういうことが昔の時代から起きているのだろうなぁと最近はよく思う。
さて、昨日は毎年恒例の京都の神社へお参り巡りに行ってきました。
毎年色々なタイミングで訪れている場所があって、2月には京都へ行くのが毎年恒例になっています。今年はその足で行ってみたかった「3san」の森口さんに会いに行ってきました。
京都のやまほんさんがオープンした時のオープニングイベントで初めてお会いしたと思いますが、それ以来sns上のやり取りばかりで、森口さんのお店はいつか行ってみようと思っていたので、丁度良いタイミングでした。森口さんは大阪のitohenさんの植物の計画をされていたり、関西を中心に活動されています。
以前からコーヒーと植物で障がい者支援をしている森口さん。以前お会いした時よりもなんだか落ち着かれた気がします。お話をお聞きすると色々ご苦労もあったようで、話しながら「苦労は買ってでもしなさい」ということわざを思い出しました。昔の人たちが作ったことわざが今の時代にも通じるなんて、これがモノゴトの真理なのかも知れないなと、一人で納得していました。
長くお話していて、やっぱりこれからの時代を生き抜くためには、「足りている」というラインを自分で決める事、そして労働で得たお金を「どう使うか」ということだなと感じました。
誰だったか覚えていませんが、自分に出来る事なんて限られていて、お金もなかったら大きいことなんて出来ないし、と話をしているのを聞いた事があります。目の前にいない大勢の人を感動させることは確かにすごいことかもしれない。でも、それと同じくらい目の前の人を喜ばせる事は尊いことだと思います。
目の前のひとりの相手を大切に出来ない人に、本当の優しさや感動なんてきっと作り出せない。辛さが分かるから優しく出来る。強さを知る為には弱さを知らないといけない。
これは色々なモノゴトに接してきて感じた僕の答えです。
自分の弱さを隠す人より、正直に見せられる人でありたい。
僕はたくさんの失敗しても、大切な一杯のコーヒーを笑顔で淹れている人を応援したいと思う。
森口さんに会ってそう思いました。
3sanに行く前に立ち寄った京都のPASS THE BATONで骨董の伊万里のお皿や徳利など色々購入。少し落ちついたらまたゆっくりと話が出来る仲間で、ゆっくりとごはんを食べる時間を作りたいなと思っています。
ささやかだけど豊かな食卓。
たまには海外のゲストを読んで食卓を囲んだり、なんだか想いが広がってきました。
4月までの大きなプロジェクトが終わったら、少しゆっくりしよう。
楽しみがひとつ増えました。
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