協力し合える仲間がいること
グラフィックの仕事の合間に進めていたshantiesとのコラボ企画、「Back to Basic」が先日無事に終わりました。
この日は、昼間に岐阜のハウスメーカーでのケータリングをしていたのでとてもハードで、終わった時には眠気でふわふわしていました。
さて、良く聞かれる「何でケータリングしているの?」という問い。この事について最近少し答えが分かってきた気がしてきて、今日はその事を書きたいと思います。
この仕事をやる前の25歳の頃、僕は1年間カフェで働いていました。フライパンを振って、ケーキを作って、コーヒーを淹れて、カクテルを作って。そんな事をずっとやっていました。業績が悪かったので経営側の僕らは無給でしたが、今思うと楽しい思いでしか残っていません。
寝る時間がなくて包丁を握ったまま立って寝ている人や、まかないを食べながら寝ている人、僕は徹夜のケーキ作りが死にそうに大変で、床に段ボールを敷いて倒れて仮眠したり。当時はストレスが凄かったけど、今となっては良い思い出です。
いつも仲間が居て喧嘩したり、楽しく仕事をしたり、そういう当たり前と思っていた事が、起業すると当たり前で無くなります。それは会社に人が少ないからという事ではなくて、多分精神的に孤独になるんだと思います。そんな中でフードデザインをしている時は、ふと孤独な自分から解放されるというか、自由な気持ちになれます。
一つの目的をみんなで協力して達成する、利害関係なく自由に協力すること。僕にとってフードデザインは気持ちを切り替えるための大切な手段なのかも知れません。shantiesのメンバーや、はやしぱんさん、ちんちくりんのお二人、お花を用意してくれるプーコニュさん。そしてイベントに遊びに来てくれる大切な友人、先輩。
気持ちいいメンバーと時間を共有することが、僕にとってとても大切な時間なんだなと改めて思いました。
さて、ここから年末までは多分ノンストップ。お付き合い以外はアルコールもお預け。いい年末年始が迎えられるようにもう少し頑張りたいと思います。
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