これからの仕事のやり方
シルバーウィークは、土曜の夜と日曜日だけお休みしました。その他は通常通りの営業です。9月ももう少しで終了してしまいますが、本当に忙しかったし、月末まで気が抜けない感じです。
おかげさまで色々な所からお声かけ頂いたりしながら、10月からは独立5年目に突入します。この4年間でどんなことをやってきたのかとか、どんな風に変わってきたのかを振り返っておきたいなと思います。
元々、創業当時はグラフィックデザイン専門の事務所でした。DTPがメインで広告を作成するのが主な業務。ケータリング等のフードデザインはどちらかというとおまけの様な扱いでした。そこから色々派生した仕事について羅列してみたいと思います。
- ウェブに関わる制作やプロデュース
- 撮影に関する業務全般
- 出張ケータリング
- 地域貢献に繋がるフードデザイン
- ウェディングでのフードデザイン
- やさしい時間などの自主イベントの開催
- 758モーニングブレンドプロジェクト
- さかい農園さんの協力のもと「知多産ジャム」の発売とプロモーション
- スローファイバースタジオなどの伝統工芸とフードデザインのコラボレーション
- こどもハッピーライブでのケータリングや出店
- イラストレーターの矢田勝美さんと進めている、カフェギャラリーのプロデュース(現在進行中)
ざっと思い出すだけでこれくらいありますが、細かい物を入れるともっと色々あると思いますが、これだけ新しいことを進めていたんだなぁと思うのと同時に、どんどん仕事の内容が変化しているなぁと自分自身感じました。
現実的な話ですが、最初は全然趣味のようなスタートから始まっているので当然「利益」という部分では厳しいものばかりでした。でも上記の新しい取り組みは9割以上マネタイズ出来ています。あと、広告宣伝としての意味合いも大きいと思います。
4年間色々やってきて思う事は、1を2にすることが出来ても、0を1にする事は大変難しいということ。出来上がった物を批評することはそんなに難しくありませんが、批評される側になることは本当に大変だし難しいんだなぁと思いました。
3年続かない会社が多いという現代において、4年やれたことは自分を褒めてもいいかなと、正直ちょっと思いました。グラフィックデザインだけをやっていたら収入面も厳しく、新しい広がりも出来なくて、多分続いていなかったとのではないかなと思います。もし続いていても楽しく仕事をしていたかはちょっと自信がありません。
何か新しいことをするには勇気も力も、お金も要ります。でもこれからはきっと、ひとつの手段では解決出来ない問題がたくさん出てくるんだろうなと思っています。だから新しい取り組みにチャレンジしながら、既存の仕事もやりながら、緩やかに方向性を修正していく必要があるんだろうなと思います。
先日大阪のitohenのオーナーと話していた時に、オーナーが「これからは別に決めていく必要もなくて、色々やっていてもいいと思う」と話していて少し勇気づけられました。これからの仕事のやり方はやっぱり「ハイブリッド」なスタンスが大事だと思います。
デジタルとアナログ、直接と間接、全部と一部、良いと悪い、綺麗と汚い。色々とあると思いますが、その折衷案の先に新しい価値があるのだと思います。
よく話すことなのですが、「決めつけない事を決める」ことを大切にして行きたいと思います。
問題や課題を真っ正面から受けとめて、一番良い解決方法を見つけるために、手段を選ばない生き方をして行きたいと思います。
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