当事者意識を持つことの大切さ

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昨日、いなべ市が推進している「グリーンクリエイティブ」の一貫で、「キッチュエビオ」さんでいなべ市のプロモーションのお手伝いをしてきました。
「キッチュエビオ」さんは、名古屋の中心部にある質の良いものを取り揃えるスーパーで、お値段よりも内容を重視するお客様が多い印象ですが、今回はいなべ市唯一のビストロ「シェスギ」さんのご協力のもと、いなべ市の食材を使ったフランス料理の味をご自宅でも楽しんでもらいたいというコンセプトで、スギさん特製のお料理を約7品目販売しました。
 
予定していた数量は無事売り切ることが出来たのでほっとしたのですが。実際に店に立ってみると、もう少しこうした方が良かった、とか色々と思うことが出てきました。デザイナーはプランニングやデザインはしますが、現場に立つ事はまずありません。でも実際に立ってみるとオペレーションの不都合や、現場がなぜNO!と言ったのかがとても良く理解出来ます。今回のイベントは、やはり現場に行かないと分からない事が多いなぁと、僕自身とても勉強になったと感じました。
 
プランニングの際にオペレーションが無理そうな事でも、無理矢理進行していく現場は本当に良くありますし、どんなジャンルの仕事でもそういった問題を抱えていると思います。やはりここで必要なことは「当事者意識を持つ事」だと思います。プランニング側は「自分がやる訳ではないから関係ない」と思って無理な仕組みを作っていないか?、オペレーション側も「プランナーが決めた事だから仕方ない」と思っていないか?
プロジェクトをより良い内容にするには、やはりお互いに相手を思いやる気持ちが大切なんだと思います。
 
どちらが悪いとかではなく、当事者意識をきちんと持って、本来の目的がきちんと達成されたかどうかと振り返る事を忘れない様にしたいなと、改めて思いました。

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