空気感を感じて、流れに身を任す
昨日、いなべ市へ出かけていました。行くのは結構久しぶりな気がします。
とある事から少し脚を運ぶ事になって、行ってきたのはビストロシェスギさん。スギさんとは去年の10月に一緒にガーデンウェディングのフードでコラボレーションしたのがきっかけで、まだ出会って1年も経っていないのにずっと前から知っているような、そんな気がする不思議な関係です。
実はその去年の10月のガーデンウェディングは、起業してから一番大変だったプロジェクトでした。元々一緒にプロジェクトを回していたシェフが急遽入院して、式の10日前に一緒に出来ないと言われた事から始まりました。倒れたシェフも一生懸命代わりを探してくれたり、僕も色々回ってお願いや相談をして回ったり、でも見つかりませんでした。そんな中、倒れたシェフが「一人だけ話を聞いてくれるかもしれない」と連絡先を教えてくれた連絡先がビストロシェスギの杉本シェフでした。
その日の夕方にすぐいなべ市にお邪魔して、僕たちがいままでどうやって仕事をしてきたかを説明したり、今回のプロジェクトで何をするのかをご説明して、何とかお願い出来ないかと、必死になっていたのを覚えています。偶然僕たちがすごくお世話になっているシェフと、スギさんもとても仲良しだった事や、パーティー自体も何とかなりそうという事で何とか請けて頂けて、すごくホッとして帰りました。
その後に急いで内容をまとめて、準備も急いで行い、結果的にはパーティーは成功しました。新郎新婦やウェディングプランナーさんともとてもいい関係で終わることが出来ました。
もしあの時に請けて貰えなかったらどうしただろうか?
と考えると手に汗をかいてくるくらいドキドキしますが、不思議なもので波長が合う感じだったり、上手く行きそうだなという時は、そういう空気が自分の周りに流れます。でもそれはいつでもある訳ではなくて、すごく困った時や、気持ちが折れそうになるギリギリのところで「ふわー」っと流れてきます。そういう時は流れに身を任せた方が上手く行く気がします。
あれから約10ヶ月、色々なところから面白いお話を頂けて、少しいなべに市に興味が出てきました。
それはビジネスチャンスとかそういうことでなく、いいコミュニティがそこにあるという、そんな期待です。拠点を構えたりすることも確かにありだなぁと思ったり、クリエイティブの環境的にはすごく良いと思うので、しばらく遊びに行ったり色々しながら、もっと土地の事を勉強したり、良さを学んだりしたいなぁと思います。
写真はシェスギさんのランチのメニュー。今回はお魚のコースを頂きました。
とても美味しかったです。
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