私は5年前に何をしていたか？

「私は5年前に何をしていたんだろう？」
 
よく写真を見ながら振り返る事なのですが、僕は7月は丁度会社を辞める決心をした頃でした。震災があって何かをしないと行けないという衝動にかられて、丁度5年前の今頃、退職届を提出しました。
あの頃の判断は間違ってなかっただろうか？いつも自問自答していますが、多分間違っていなかったんだろうなと思っています。あと5年で人は変われる、振り返るとそう思います。想い描いたいたイメージとは全然違うけど、いい意味で横道に反れてきている気がします。
 
この写真は大切な友達の結婚式の2次会の準備をしている様子。当時、退職前の有給休暇中だったので好きな事をしていてもお給料が貰えるという天国の様な1ヶ月。会社には本当に感謝しないといけないなと思いますが、好きな事に没頭できる最高の環境でした。
 
思えば、成果をフィーとして頂くプロジェクト以外にクリエイトしているものってどれだけあるだろうか？
喜んでもらう為に何をしようか？
 
この写真を見ると、そういうものづくりの原点を思い出します。
喜んで欲しいから何度も集まって、喜んで欲しいから無理矢理なスケジュールで東京に動画を撮りに行ったり、2次会が終了したら、「今までで一番の二次会でした」と言ってもらえて喜んだり、その後の打ち上げのお酒が美味しかったり、このために集まった仲間が昔からの友達のような関係になったり。
 
一生懸命に何かに取り組むと、人の気持ちは一緒にいた時間の長さを飛び越えて素敵な関係を作ります。
無理矢理「友達」とか「仲間」とかという言葉で縛るのではなくて、気持ちがつながれる人間関係が最高だなと思います。
 
損得勘定ではない、大切な事は何だろう？
損得勘定ではない、友達を助けたいと思う気持ちは何だろう？
 
たまたま写真を整理していたら出てきて、思いついたことを書いてみました。