美しいものが美しい

前回のブログの続きになりますが、長野への出張の前に八ヶ岳に前泊して、次の日は昼からの予定だったので、午前中は松本民芸館へ行ってきました。兄が民芸好きでよく話しを聞いていたので、せっかくなので見てきました。
 
こういう括り方は好きでは有りませんが、最近の子達は物を見る目が養われていなくて、分かりやすく例えるとしたら「この骨董のお皿のちょっと味のある感じがいいね」という感覚が分からないらしいです。これは僕がデータを取ったりした訳ではないので、本当のところは分かりませんが、僕自身も色々な世代と触れ合ってみて感覚的にそうかなと思っています。
 
物を作って簡単に壊したり、安く簡単に作れたり食べられたり、どこに行っても同じ物が楽しめる時代を生きる僕らの世代には、時間をかけて手を入れられたものや、手間のかかるもの、効率化されていないからできるモノコトの良さが伝わりにくいのは当然です。でも色々な価値観があることを理解した上で、本当に必要なもの、本当に良い物、本当に美しいものが何なのかを考えられるようになりたいと思います。そう言う意味では、民芸館で感じたことは今後色々なカタチでアウトプットしていけたらいいなと思います。
 
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