ブログから雰囲気を感じってもらうことも、大切なデザイン
会社を始めて6年目なのですが、自分で自社サイトというコンテンツを運用していきながら、最近色々なことを考えていました。
ブログを運用してコンテンツを増やしていき、SEO順位を上げようという話がよくありますが、最近、これだけホームページが当たり前の時代に、検索上位に行くことはハードルが高い気がしていて、これからホームページを作る方達がどうすれば有効活用できるのかを真剣に考えないといけない時代に入ったなぁと痛感しています。
ビックワードとか、スモールワード(ロングテール)とか言っても、そもそもアクセス数が稼げるのかという課題もありますが、僕たちのような小さな会社が実際アクセス数を集めてどうするのかが重要で、アフェリエイトをしているわけではないので、あまりアクセス数にこだわりすぎてもダメな気がしています。
あと、コンテンツを追加してもなんとなく情報がぼやっとしていて具体性のないものもちょっと通用しなくなってきているなぁと感じています。
僕たちの業界はデザイン事務所とひとくくりになってしまうことが多いのですが、やっぱり会社によってやれることと、やれないことがあります。例えば、サイトに原稿からデザインまで全て対応しますと書いてあっても、実際にどう対応するのかが見えてこないと読み飛ばされてしまいます。
やっぱりそう考えると、僕たちの仕事においては、「どんな場所で、どんなメンバーで、どんな手段で、デザインワークをしているか?」を見せていかないと行けないと思っています。
うちの話でいうと、三重県には古民家を買い上げて作っている支店がありますが、本社はSOHO体制で、デザイン担当の僕と事務担当の妻の2人常駐。撮影も同じ場所でライティングを組んで行なっています。案件に応じてカメラマンさんやフードコーディネーターさん、コーダーさんにも協力してもらい、大きなプロジェクトでもこなせるような仕組みを作っています。
色々ベンチマークしていると、上に書いたような業務体制など、肝心な会社の肝の部分が見えてこないブログが多くて、実際に色々な手段があるのかが分からないことがよくあります。
worksなどがあればまだわかるのかもしれませんが、僕たちのようなまだまだこれからの会社では、まず志を見てもらうしかありません。
だから僕たちは色々と思っていることをアウトプットする必要が最低限あるのかなと思っているし、まずは自分たちの情報を隠さず出して、見てもらうしかないなぁと思っています。できる風ではなくて、実際にやっているアウトプットやプロセスを見せるしかないと。
ブログだけでよく見せようと思っても、実際の中身がなかったら意味がないし、中身があれば伝え方がうまくなくても、伝えたいことを伝えられるのかもしれないし、結局のところ「目の前の事を真剣にこなして行く」方法しかないのかなと思っています。
あと、ウェブサイトを見てもらうきっかけは別に検索エンジンでなくても良くて、検索から来てもらうという受け身の施策だけでなくて、もっと前向きな方法をもっと考えないとなあと思っています。
色々思いつきで書いたのですが、こうやってブログから会社の雰囲気を感じ取ってもらえるとすごく嬉しいなぁと思っています。
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