デザインがもっと身近になるといいなと思う
今日お客さんが打ち合わせ時に話していた何気ない言葉がふと気になりました。
「デザイン事務所に連絡する時に、私たちのような小さいところの仕事をしてくれるのかなと、ちょっと不安になったりする」そんなニュアンスだったのですが、それは僕たちの課題なんだなと感じました。
なんとなくデザインに関わっている僕たちは、お客さんから見ると(悪い意味で)崇高なことをしているかのように見えるのかなと感じています。僕らがプライドを持って表現していくことは大切だと思うけど、優劣なんてそこにはないと思う。クリエイティブが凄いとかではなくて、そんな役割を僕らが担当しているんだという、俯瞰した視点から仕事に取り組んで表現したいけたらいいなぁと感じています。
先日、就活している学生さんからのメールに「雑用でもいいからやらせてください」と書いてありました。ありがたい反面「仕事に雑用なんてないのに」と思ってしまいました。本当に悪気がないのはわかっているけど、やっぱり僕は、関わってくれた人みんなが大切な役割だと思うし、みんなが仲間だと思っています。
少しでも現場の空気感が伝わればいいなぁと思うのと、ありのままの自分たちを知ってもらいたいから、ブログに日常のことを載せたりしています。とは言え、一応見た目を気にしたりすることもあるので、ちょっと頑張って脚色しています。
正直あまり載せていませんが、ケータリングで素敵な食事を作りながら、コンビニでおにぎりを買ってくることもあるし、お弁当で済ますこともあります。そんな裏側を少しだけ隠しながら、頑張って綺麗に見せたいと四苦八苦している僕たちをあたたかく見守って欲しいなと思います。
SNSなどでは充実した自分を載せるのがスタンダードだと思いますが、僕たちはもうちょっと人間臭くて、町の自転車屋さんのような身近なデザイン会社を目指しています。だからもっと正直に思ったことを伝える努力をして、実際にそうなれるように頑張っていけたらいいなと思います。
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