今日は撮影日でした
今日は昼過ぎからずっとアトリエにこもり、パッケージ用の食材の撮影でした。夕方には終われると思っていたけど、どうしても気に入らないものがあったので明日にでもやり直そうと思います。
パッケージ用なので、デザインに当てはめてみてやり直したりしていたら意外に時間がかかります。このプロジェクトはデザインから撮影やコーディネートまで一人で担当しています。普通はそこまで一人で担当しているところは無いと思いますが、そういうプロジェクトがちょこちょこあります。10年前では考えられないワークフローが実際に成立していて、どんな方法でも問わないように見えてしまいますが、やっぱり物事には基本があって、それをクリアしないと仕事にならないので、その部分をおろそかにしないように常に気をつけています。
先日話していた内容なのですが、エディトリアルでもグラフィックでもいいけど、僕らの世代で特にだと思いますが、インフラがないのに仕事をしている人が最近多いということ。
一つの例ですが、以前は紙のデザインをする事務所ではpostscript対応のA3ノビが出力できるプリンターがあって当たり前でした。お客さんにカンプだしをするのに当然必要です。でも最近ない事務所がある。そういう時はよその事務所にお願いするらしいのですが、その話を聞いてびっくりしました。
奇麗に見やすいカンプを出すのがお客さんにとっていいに決まっていますが、デザイン事務所であればそれは最低限の部分だと思います。
PCだけあれば良い訳でないし、そんなに甘くない。
確かに独立のハードルが下がってきていると思うのですが、実際に独立までにどのくらいコストがかかるのかを考えると、昔も今もそんなに大きく変わらない気がします。ソフトウェアなど金額の高かったものがライセンス制に変わったけど、ローン払いしているようなものだし、キャッシュフローを考えたら、以前からそうしている人もいると思います。
さて、なんでこんな事を書いているかというと、先月で独立から3年経ちました。会社は3年以内に70%無くなると聞いた事があります。その3割に残れた事はとてもうれしいです。よく持ったなとしみじみ思うのですが、秘訣は自分ではわかりません。ただ、4年の準備期間と企業前に設備投資をしました。そのおかげでスタート時のキャッシュフローが楽だったのは確かです。きちんと計画を立てて実行していくことがいかに大切かを改めて感じます。
4年目に入りますが今までの同様、楽しくすごせたらいいなと思います。
MORE POSTS
住宅宿泊管理業の登録実務講習
僕が考えている、これからの話
地域おこし協力隊をひとまず終えて
奥松阪という名前に込めた想い
農林漁業体験民宿の手続きのプロセスを公開します
三重県公安委員会許可 第541022002300号 古物商(道具商)