今年の秋の味覚を仕込む

今週末に迫ったケータリング。今回は僕がいま出来る最大限のアウトプットをしてみようと一生懸命準備を行っています。テーマはまだ言えませんが、今の社会を考えて、食で何を表現するべきなのか自分なりの答えを出してみようと思っています。
 
最近はローカルフードや自然派の食べ物がとても注目されていて、雑誌などでも頻繁に取り上げられています。これはとても良い事だと思いますが、行き過ぎるとまた色々な問題も出てくるものだと思います。元々人を豊かにする為に生まれたテクノロジーが、少し行き過ぎた事から環境問題に繋がったりしたのだと思います。
でもなんとかする為にゼロベースに戻った時、人は暮らしていけるのか?とか、そもそもどこをゼロにするのかとか、物事には必ず裏表があるので、その現実を踏まえて今出来る事はなにか?これを考えて行動することが大切だと思います。
要はケースバイケース。だれもがフレキシブルに対応出来るのかと言われそうですが、そういったケースバイケース的な考え方が出来るのが人の良さだし、求められている事なのではないかなと思っています。
 
さて、写真は天然のオニクルミや山葡萄。いずれも岐阜の郡上や高山で採れた山の恵み。
多分お客さんはヤマブドウを食べたこと無かったり、地元産のクルミを味わった事がない人もいるはず。そういった物を使いながら、ナチュラルな暮らしや、ファッション的に食を見せるだけではなく、僕らが考える一歩先の食に対する考え方を今週末のケータリングで表現してみたいと思います。
 
 
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