SNSを使うことと、思うこと。
最近、周りの友達とかお知り合いの方達の9割以上は、facebookとかSNSをやっている気がします。
コミュニケーションツールとしてはとても良い物で、僕は27年ぶりに青森の友達に再会して、去年は青森で一緒にごはんを食べたりしました。そういうのって30年前ではあり得ないはなしで、とても素敵な事です。
今日はSNSについて僕が思っていることを少し書こうと思います。
僕は高校生の時にポケットベルが流行った世代なのですが、よく「ベル番教えて」という会話をそこら中で聞いた気がします。今だと「Lineやってる?」とか、「facebookやってる?」とかそういうのと一緒なのだと思いますが、結局やってることって何も変わってないなと思ってしまいました。
本題なのですが、例えば高校生の時の思い出って何ですか?と聞かれたら、「友達とバンドをやって好き勝手に遊んでいた事」とか、「よく学校さぼって遊んでいた」こととか、「駄菓子屋で食べたタマセンが美味しかった事」とか、そういうのしか思い出せなくて、メル友が何人いたとかそういうのってどうでもよかったことなんだと、今になってよく分かります。
僕は仲のいい人たちとカフェでビールを飲みながら話をすることとか、農家の方達と真剣に課題について語り合って前に進む事とか、インターネットには今載せられないことにとても魅力を感じていて、今の時代、そこにとても価値が出て来ているのかなと思っています。
ITで活躍している方達のSNSを見てみると、実際に動かれていてよく色々な場所に出かけて、実際に人に会って、新しい影響を受けて、というのがよく分かります。ツールを作りだしている人はツールの使い方を心得ていているというか、僕らもきちんと考えないといけないですね。
・充実しているのがSNS上だけでないか?
・かまって欲しいだけの無意味な投稿になってないか?
そういう事をしたい気持ちになったら、話してみたい人をごはんに誘ってみたり、気になった人に会う約束を取り付けたり、普段行かない場所に行ってみたり、憧れの人に会いに行ったり、非生産的な事でもやらないといけない事に取り組んでみたり。
そうするようにしています。
昨日から蝉が鳴き出しましたね。いよいよ夏本番ですが、この時期になると秋っぽいこの曲が聞きたくなります。そうして既に気持ちが秋に向かっていることに気がつきます。秋になれば気持ちが冬に向かい、冬になれば春に向かって、いつも何かここに無いものを想って過ごしている気がします。外に出れば暑くて夏の気分ですが、曲を聞いている時だけはそんな気分でいたいなと思います。
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